クレジットカード現金化というと、専門サイトで申し込みをするのが一般的です。
最初から最後まで、首尾一貫したスピード感のある対応が特徴で、とにかく早く現金が欲しい、という人にはうってつけのサービスだと言えるでしょう。
煩わしい手続きなども、必要最小限度にとどめてくれているので、こちらでいろいろと準備をしたり、実際にサービスを受けられるだろうか、といったような心配をする必要はありません。
早い話が、クレジットカードさえ持っていれば、基本的には誰にでも利用できるサービスなのです。
ただ、実践するにあたっては、専門サイトの利用が必須というわけではありません。
クレジットカード現金化の裏ワザ的な手法として、自分で現金化をすることも可能なのです。
裏ワザとは自分でクレジットカード現金化すること
冒頭で述べた通り、クレジットカードを現金化する際には、専門サイトを経由するのが一般的です。
この場合、いくつかのプランが用意されているので、自分が必要としている金額に見合ったものを選ぶといいでしょう。
煩わしい手続きなどもなく、スピーディーに現金を手にすることができます。
では、自分でクレジットカードを現金化するにはどうすればいいのでしょうか。
理屈はとても簡単です。
つまり、クレジットカードのショッピング枠を使って何か品物を購入し、そしてそれを何かしらの手法で売却すればいいのです。
かなりフワッとした説明ですが、言わんとしていることは分かってもらえたはずです。
よくよく考えてみると、だれしも、認識しているかどうかは別として、クレジットカードの現金化をしている可能性はあるんですよね。
例えばですよ、クレジットカードで、お気に入りの洋服を買ったとしましょう。
でも家に帰って、鏡の前で見てみると、なんだかしっくりこない。
返品しようかな、どうしようかな、などと考えている間に、返品できる期限が過ぎてしまった・・。
そのうち着るかもしれない、とクローゼットにしまっておくも、全く出番がない。
クローゼットを開ける度に、購入したことを後悔するようになり・・。
ありますよね、こういった経験。
買い物で失敗すると、すごく嫌な気持ちになりますし、ある種の自己嫌悪にも陥ったりします。
それが、食品のような消耗品であれば、そこまで後悔の念も大きくありませんが、洋服のような品物の場合、場所も取りますし、何より似合わないという、その現実に向き合わなければならず、なんだかちょっとストレスに感じたりします。
こういったストレスの原因というのは、できるだけ早い段階で取り払うべきであり、今回の場合でいえば、洋服を手放すことです。
ただ、買ったばかりのいわば新品なわけですから、これをごみとして処分するにはさすがにちょっと抵抗がありますよね。
身内や友人に譲るのもありですが、みんながみんな、それを気に入るとは限りません。
サイズも違うでしょうし。
それに、自分が気に入らない商品を、知人に譲るのってなんかちょっと、失礼とまでは言いませんが、人によっては、嫌がられるかもしれませんよね(説明の仕方にもよります)。
となれば、見ず知らずの人に譲るのが得策で、例えばリサイクルショップやフリマアプリなどがその筆頭的な選択肢になってくるでしょう。
皆さんは、このような流れの中で、似合わなかった洋服を売却したことがありませんか?これも、いわばクレジットカード現金化であり、クレジットカードが当たり前の現代においては(認識しているかどうかは別にして)、当然起こりうる現象なのです。
現金化するときの商品は重要
さて、自分で現金化の仕組みが分かったところで、次はいったい何を買うのか、という段階に入っていきますが、ここの選定はとても重要になってきます。
新品でも、買取り市場では全く需要のないものがあるからです。
例えば、某有名ファストファッションの洋服。
新品で購入して、そのまま買取ショップに持ち込んでも、おそらく期待している金額にはならないでしょう。
少し詳しく見ていくと、買取ショップでの査定額は、そのお店での販売額をを起点とし、逆算で算出していきます。
例えば、持ち込んだ商品を、買取ショップ側が、「状態もいいし3000円で販売できそうだ」、と考えた時、査定額はその額、つまり3000円の10%程度になります。
なので、この場合300円での買取、という事になるわけです。
これを踏まえたうえで、今回、購入した洋服が5000円だったとしましょう。
リサイクルショップ側としては、定価で販売することはあり得ないので、せいぜい半額から、60%程度の額になるはずです。
というわけで、先ほどと同様に、リサイクルショップ側が「3000円で販売しよう」、考えたとしましょう。
すると、これまた先ほどと同じ計算から、査定額は300円程度になります。
つまりこれ、5000円で購入して、手元にはいる現金はたったの300円というわけなんですが、この現金化は完全に失敗です。
そもそも論として、ファストファッションブランドの場合、全国各地に出店しているので、手に入れようと思えば、基本的には誰でも手に入れることができます。
それをわざわざリサイクルショップに探しに行く人など、ごくごく限られてくるでしょうからね。
そういう点から言っても、こういった商品は現金化には向かないのです。
しっかりとした価値のある商品
では、どういった商品を選べばいいのでしょうか。
一番確実なのは、金券類です。
金券はそれ自体にしっかりとした価値が備わっていますからね。
現金と等価、とまではいきませんが、それにかなり近い価値を有した商品になります。
5000円分の商品券でしたら、どんなに低く見積もっても、80%程度での買取が実現するでしょう。
つまり4000円ですね。
同じ金額でも、先ほどの洋服の場合、わずか300円程度になってしまいましたが、今回の商品券は4000円です。
1000円分は目減りすることになりますが、それでも十分納得できる金額ではないでしょうか。
あと、細かい点を見ていくと、同じ商品券でも、お店によっては微妙に買取率が違っています。
ここを突き詰めていくと、手にする金額に差が生じてくるので、意外と見逃せないポイントだったりします。
先ほどの商品券を90%で買取っているお店があったとしたら、4500円での買取になり、500円ものアップが見込める計算になります。
お店を変えるだけで500円もアップするというのは、リサーチをする価値があるというものです。
商品券のほかにも、ブランド品(世界的に有名なスーパーブランド)なんかも、現金化を実践する際にお勧めの商品になってきます。
こちらの場合、まとまった金額を一度に手にすることができるので、手っ取り早いですし、価格帯も広いので、必要な金額を用意しやすいですね。
また、スーパーブランドと一口に行っても、様々なブランドがあるので、随時買取情報などをチェックしておくと、お得に売れそうな商品に出会える確率もぐっとアップするでしょう。
個人売買も現金化するのに有効
リサイクルショップでの買取では、金券やブランド品がおすすめになりますが、個人売買の場合は、少し事情が違ってきます。
もしかすると、ファストファッションブランドの物でも、それなりの金額になることもあるかもしれません。
前述した、5000円で購入した新品の洋服が、3000円、4000円で売れる可能性もあるのです。
消費者としては、同じ新品なら、少しでも安い方で買いたい、という心理が働きますからね。
ただし、個人売買の場合、何よりネックになってくるのが、売れるタイミングが予想できない、という事です。
こればっかりはもう、どうにもすることができません。
また、他の出品者が、同じ商品を同じタイミングで出品するケースもあり、そうなってくると、売れる確率も下がってしまう事になります。
場合によっては、値下げに応じなければならず、過剰な価格競争に巻き込まれてしまいます。
そうなってくると、そもそも現金化を狙っている側としては、厳しい状況においこまれてしまいます。
また、最終的に価格競争に敗れた場合、当面の間は、その時の売値が相場になってしまって、思うような売値に引き上げることができないかもしれません。
不用品を販売しているのであれば、気長に売れるのを待てますが、いかんせん、現金化を目指している側としては、こういったイレギュラーな展開と気長に向き合うことなどできません。
このような点を踏まえると、やはり、個人売買には大きなリスクが伴うと言えるでしょうね。
もちろん、出品してものの数分で売れることもありますし、想定していた金額よりも高く売れることもあったりと、ポジティブな展開になることもあります。
ただし、それだって、誰にも予想できないわけで、現金化を目指している側としては、不確定要素が多い個人売買は、あまりお勧めできない、というのが個人的な結論になります。
まとめ
クレジットカードの現金化には様々な手法があり、一般的には専門サイトを介します。
その裏技的な手法として、個人での現金化が存在しており、これも細かく見ていくと、いくつかの手法に分類されます。
おすすめなのは、金券類をリサイクルショップで買い取ってもらう事です。
しっかりとした価値が備わった金券類は、現金に匹敵する価値を有しており、少なくとも80%以上での買取が実現します。
一方、個人売買の場合、いつ売れるか分かりませんし、競合する出品者の存在も気がかりです。
つまり不確定要素が多すぎるわけで、そのような中において、今すぐにでも現金を必要としている人が、思うような展開に運んでいくのは至難の業です。
そういった点を踏まえてみても、やはり金券をリサイクルショップで買い取ってもらうのが、安全かつ確実な現金化手法になってくるでしょう。
ただし、これが正解というわけではなく、あくまでも一つの手法としてぜひ頭の片隅に入れておいてください。